インクルーシブ教育の実現に向けた親たちの活動

Posted on 6月 9, 2014 by

 

もし、あなたの子供が分離された環境で教室にいたらどうでしょうか。
アメリカ北西部の「Northwest Down Syndrome Association」がインクルージョンを推進・啓蒙する団体「allbornin.org」に影響を受けて制作しました。
タイトルは「We All Belong(みんな一緒の場所で)」、インクルージョン、ダイバーシティ、共生を目指す親たちの短編ドキュメンタリーフィルムです。

We All Belong

わたしたちは一緒に生活します。
わたしたちは一緒に遊びます。
わたしたちは一緒に学校へ行きたいのです。

ガレット5歳(自閉症)、
エデン4歳(トリソミー)、
オーグスト5歳(ダウン症)。

ガレットとオーガストは2012年の秋に幼稚園に入園、
エデンは今年の秋に幼稚園に入園。

エデンの母親は子供が幼稚園で友達をつくり、楽しんでほしいと願っています。
既にプレスクールに通うエデンは友達と会いました。

オーガストの母親は言います。
「息子は友達をつくるでしょうし、素晴らしい教育を受けるでしょう。」

ガレットの母親は言います。
「私は息子にインクルーシブな環境で友達を突くてほしいです。」

なぜ3人の子供は幼稚園で分離されるのでしょうか。

当事者であり、団体で活動する親たちは言います。
「分離することのメリットを説明できる人は誰もいません。」
「偉大な権利擁護者の一人は言います。孤独は最大の障害になる、と。」

ダウン症のあるエレアナ・ベイリーは言います。
「分離なんて馬鹿げてますし、分離するなんてリアルではありません。」
「彼らのほとんどは障害者は馬鹿げていて、学ぶことができない、社会で機能しないと言うのです。私は二つの仕事をもう得ています。」

子供たちがみんなと調和する権利を主張し、幼稚園側は親を支援をはじめました。
法律を理解し、障がいのある個人の教育に対して活動することは、とても重要なことなのです。

 




あわせて読みたい

  • 友情からはじまったインクルージョン
  • 読み書きを覚えるのに有効なiPad
  • 4人のダウン症のある子供を養子に迎えた夫婦
  • 中国のダウン症のある子供を迎えた家族
  • ダウン症への偏見こそが最大の障害
  • ▲先頭へ