純米吟醸「虎変」(こへん)に込められた想い

Posted on 8月 10, 2014 by

 

最近、海外で日本酒がブームです。10年で輸出額が2.7倍になったとか。
そんな日本酒を気軽に楽しめる日本に生まれて良かった!という日本酒党の方に朗報です!
いやそうではなくともお酒好きの方にとっておきのニュースです。

弘化二年(1845年)、善光寺街道入口山田村(現名古屋市北区山田)創業の酒蔵、金虎。
名古屋の数少ない酒蔵として、地元で愛されています。
2014年10月から純米吟醸「虎変」(こへん)が一般発売されます。

え?何でDS21.infoで日本酒なの?

そうなんです!
「虎変」のラベル題字はなんと書家の金澤翔子さんが書いたものなのです。

早速、金虎酒造の方にインタビューしました。

―「虎変」に込められた思いは何でしょうか?

金虎酒造:季節の変わり目に美しく生え変わる、という意味合いですので、お酒にピッタリだと思った事が大きいです。お酒も通常、半年~1年熟成期間を経て、美味しくなっていくものですので。もちろんお酒自体も今年より来年と良くなっていきたいという願いも込めています。

―なるほど!とても良い名前だと思います。常に前に進み続ける姿、イノベーションなんですね!

金虎酒造:私もとても気に入っているんですよ。最初、読み方が分からんとか「変」の字がイマイチ、などと言われましたが、想いの込もった名前になったと思います。

―金澤翔子さんに題字をお願いしたきっかけはなんだったのですか?

金虎酒造:金澤翔子さんとの出会いも、去年偶然訪れたものでした。その辺の経緯を依然まとめた文書もあるので、一度見て頂ければと思います。

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金澤翔子さんとの出会いも、去年偶然訪れたものだとか。
金虎酒造のFacebookページで紹介されている「「虎変」こぼれ話。」をご紹介します。

「虎変」の名前が決まった翌々日の朝、新聞を見ていた妻が言いました。
「金澤翔子さん、名古屋に来てる。」

金澤翔子さんは大河ドラマの題字も書かれた有名な書道家であり、ダウン症であることからドキュメンタリーなどでも話題を集める存在です。私達夫婦もその活躍に関心がありました。
http://www.k-shoko.org/
妻が見つけたのはの広告記事で、その日の昼、席上揮毫(パフォーマンス)とお母様の泰子さんの講演があるとの事。早速家族で見に行くことに決めました。

(実はその時、妻は臨月を迎えておりパンパンのお腹を抱えていました。予定日も1日過ぎておりましたが何とか出かけることが出来ました。)

席上揮毫は圧巻の一言でした。小柄ながら数十キロあるという筆を揮い、「慈愛」の書を完成させる翔子さん。少し前まで無邪気にダンスを披露していた時とは別人の様。凄まじいエネルギーを発していた様に思いました。また、お母様の泰子さんの講演も素晴らしい内容でした。今でも心に残っているのが「私と翔子の間には障害はなかった」という言葉。子供の可能性を信じ抜いて、必要なときに必要な愛を注ぐ、それは全ての親に共通する喜びなのだと感じました。

席上揮毫と講演の間、「虎変」を翔子さんに依頼できたら?という考えが私の中に浮かび上がってきました。もう一つ決め手になったのは会場に飾られていた「虎」という作品です。(現在、facebookページのカバー写真にもなっています。)その「虎」の力強さ、そして躍動感。いままで見たこともない「虎」に運命を感じた私は、翔子さんに「虎変」の依頼をする事を決意しました。

引用:
https://www.facebook.com/notes/金虎酒造/虎変こぼれ話/584572874969950

金虎酒造の方からご好意で「虎変」を頂いたので早速、試飲レポート!

化粧箱に金澤翔子さんのダイナミックな「虎変」の文字。贈り物にもいいですね。
10月の販売のとき化粧箱がさらにグレードアップするそうです!
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緑のボトルと書の相性の良さが期待させてくれます!
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キリッと冷やして注いで一杯、うまい!
優しく、奥行きのある味わいが広がります。
深みもあって、でも飲みやすいです。
女性にもオススメです!
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「虎変」の発売は10月、今年が限定1300本!
インターネットからも通信販売していますが数に限りがありますので販売後、すぐに予約したほうがベターです!
ご自宅用にも贈り物にもぜひ!私も個人的に購入します!
全国の日本酒をメインにした飲食店で人気のお酒になって欲しいですね!
もちろん海外でも!

金虎酒造WEBサイト
http://www.kintora.jp

金虎酒造のFacebookページで最新情報をチェック!
https://www.facebook.com/kintora.nagoya

 




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