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パフォーマンスだけならコレ
短いですけどね

これはshow time at Apollo ってTVショーの映像なんですが、本来Apollo theaterでダブルダッチの大会を行なっていてそれでアメリカへ行ったのが全てのことの始まりでした

もともと12人でダブルダッチチームとして活動していて、その中でCDデビューをする案件があってオーディションを受け、そのオーディションに落ちたメンバーの中で新たにRUN-D-CREW（ランディクルー）というダブルダッチチームを作りました。元のチームではパフォーマンスの仕事があったりしましたけど、新たなチームになってからはやる事がなくて、ダンスコンテストに出たり、夜のクラブイベントに出たりしていました。

で、そんな中、「NYのアポロシアターで行われている大会へ行って黒人達を負かそう」という突拍子も無い発言をリーダーがした事がキッカケとなって、毎月貯金をしながら毎年12月に開催されている大会へ出場しました。その大会で優勝したことがキッカケとなり、仕事を貰えるようになったりアポロシアターのアマチュアナイトに出ることに繋がり、私達のパフォーマーとしての新たなスタートを切った感じでした

NYの大会やダンスコンテストでの経歴を使用して、パフォーマーとして営業して仕事を頂くようになってからは、お笑いライブ、音楽のライブ、市町村のイベント、お祭り、企業の催し物、テレビ番組、CM、アーティストさんの振付、宝塚やUSJの振付、マッスルミュージカル出演などと幅広く仕事させて頂きました。ストリートパフォーマーを集め新しいコラボショーを考えたりイベントを企画運営したりすることもやっていました。ほんとに楽しいことばかりで気づいたらいい年齢になってました

私にとって家族のようなメンバーと共に活動していたチームは、なかなか辞められなかったしかけがえのないものでした。そしてチームメイトの妊娠出産を機会にチームを解散し、MCとしてピンで活動も始めました。

現在、長女8歳、次女5歳

上の子を妊娠したのが35歳、出産した同じ月には36歳の誕生日を迎え。下の子を妊娠したのは38歳。
そして下の子を産んで、聴力検査のエラーと、心雑音が消えないとの産婦人科の先生の話をもって大学病院へ検査しに行きダウン症候群があるか？わかる染色体検査を受け、検査結果は陽性でした

あ、やっぱ私が高齢なせい？
うち、旦那さんが6個年下なので
やっぱりそれは思いましたね

旦那はなんとも思ってなかったみたい、ダウン症だろうとそうじゃなかろうと別にどっちでもいいでしょ。みたいな
私は検査結果出るまでは
「ダウン症じゃありませんように」って思ってましたよ

でも、実際に子どもが生まれてきて、染色体検査で陽性とはっきりして。

私めっちゃ、沢山泣きましたよ。
生まれた時、耳が聞こえてない、心臓に穴あいとる、ダウン症がある…で生後4カ月でお腹に腫瘍があって、腫瘍再発がやっと落ち着いた術後一年頃、今度は腎炎が見つかった…なんでつきのばっかりが…って、代わってやりたい、どうにか直って欲しいって泣きながら祈ってた

ダウン症がある方でダンスする団体のパフォーマンスもみたことあるし、近所にもダウン症がある知り合いがいたし、
なのに不安で、ちゃんと育つ？私が育てられる？と不安でした

女の子だけど、ダウン症があると妊娠出産できないの？って病院の先生に質問しましたね
とりあえずは聴力と、心臓の穴がふさがるよう祈ってました。そうこうしているうちにお腹に腫瘍が見つかって、4ヶ月で摘出手術を受け、摘出手術後もまた数値があがり再発が疑われていたので、心境はダウン症どうこう、よりも腫瘍の再発の方が心配でした
そうこうしていく中、腫瘍再発の防止として出会ったのがumiのいえでのお手当「和のお手当（頭蓋仙骨療法をベースとした民間療法）」でした

umiのいえは横浜にある母子支援サロンです
http://www.uminoie.org/

umiのいえでお茶会を大体毎月やっていて、自分で泣いて人の話を聞いて泣いて、みんなで泣ける映像見ちゃ泣いて。沢山泣いた分、前を向くのが早かったのかもしれない
自分の痛みを、蓋しないで、ちゃんと出した

umiのいえでのお茶会開催しながら回復させていたのかも。
「スローな子育てお茶会」ダウン症でなくとも、なんらかの理由でゆっくり成長の方に関わってる人のためのお茶会です

ダウン症じゃなくって、発達しょうがいとか、ほかの病気とか、umiのいえでいろんな人に出会ったのも、回復してきたひとつです。たとえ健常に生まれたとしても、いつどうなるか？なんて誰にも分からなくって。

ダウン症がある、ない、とかでなく自分の子供をみて病気に寄り添って。としているうちにいつの間にか消えてました。自分の中のわだかまりが。

和のお手当は、クラニオセイクラルセラピーといって、やさしいタッチで、筋膜のゆがみを取り、脳脊髄液の循環を整えて、自律神経のバランスが良くなります。

それは海外から入ってきている民間療法なのですが、東洋人の身体の使い方に合った方法に改良している手法です。
そんなお手当や、食事療法、東洋的身体の見方をすることにより、つきのは腫瘍再発はしていません

私の先輩が整体師で、身体をみてもらっていたんですが、その人につきのの腫瘍再発のことを相談してみたら、横浜の方に子供の腫瘍に強い先生がいると。で、連れてってもらった先生がumiのいえの女将の旦那様だったんです

で、親子でお手当を受けられる日が毎月umiのいえで今でも開催されていて、それに参加するのに初めて訪れました。今やスタッフもしていますが、このご縁もつきのの病気がキッカケです

お手当を受けに毎月行ってると、しょうがいがなくってもお母さんが子供の何か？を心配してお手当に通っていたりして。しかもumiのいえの女将もお手当人の皆さんも、つきののことをダウン症があるからとか、ダウン症だからとかって接しない。私はまだその頃はつきののダウン症があるってことにこだわってた

しょうがいなくっても、お母さんは子供の色々が気になって心配なんだなーって肌で感じました

そして、ダウン症がある子を連れていることに何となく引け目を感じてる？よな自分がいるんだなーって感じた

お手当に通っているうちに、お手当で変わっていく娘の姿に感動したし、人の身体ってすごいなーって可能性を感じ感動し、娘にお手当ちょっとでもしてあげたいという気持ちから、私もお手当を学び始めました

あともうひとつ！ダウン症がある先輩たち。仲間をブログやインターネットで探して！横浜のサークル「ハマオハナ」の食事会に参加させてもらった。ご縁あってLOVE JUNXの発表会をみにいけた
先輩たちが、僕、わたしこんなに元気、しあわせ、自由ですが？！って私にみせてくれた
私の場合、気持ちの回復あってからの、アクションを起こすってところですかね

長女を妊娠するちょっと前から、私はダンススタジオ運営の仕事で会社員やってました。妊娠出産して、子供を生む、育てるってこれからには安定している方が良いから会社員でいなきゃ。って思ってた。

そして、この会社員というキーワードを外してくれたのもつきのなんですよ。

つきのの腫瘍の再発が疑われて経過観察をしててやっと数値が落ち着いてひと段落。と思ったら…まもなく大量の血尿とタンパク尿ですぐにでも検査入院をと言われ
今度はつきのの入院に向けて私が仕事へ行けなくなった。

つきのが生まれてから、経済的理由で正社員として仕事に戻りたかったけど色々大変だろうと正社員で戻れず契約社員のような形で働き、仕事時間も給料も減らし、他にパートしたりしていた。

全ての仕事へ行けなくなり、入院に向けて自宅待機の日々になって私の収入はゼロ。経済的に苦しんだ。3ヶ月ちょいと入院が先延ばしになってやっと入院して、検査といえど全身麻酔の腎生検。そこから検査結果出て治療が始まり、結果、私は会社員を否応なしで辞めることとなりました。

会社員を辞めることになってから。近所でパートをはじめ、またつきののご縁から始まった再会が仕事を運んできてくれてMCとしての仕事もいただけました。まるで、つきのが「お母さんは正社員してるより、アナタらしくMCしている方が似合う」と諭してくれているか？のように。

そーですね、どっちかってゆーとダウン症があるから大変とは思ってないです。けど、成長に時間がかかる、オムツもまだとれてないし、おしゃべりもまだだし…って考えるとしんどいことはありますけど。楽しいこと幸せなことも多くあるし、たくさん出会いを運んでくれたし生きてるって素晴らしいことだって良くわかったし、祈ることって生きることに必要って思ったし。今はMCの仕事をさせて貰っている中で自分らしさとか、言葉の重みとか。つきのが居なかったらもっと薄っぺらいんだろーな自分、って思うので

なんか大変なこと、悲しかったり辛かったことが多くあったその分とおんなじかそれ以上の学びと気づきとしあわせが多くあるってゆーよりもしあわせが深まって味わい深くなった感じ。スルメ！

つきのは私といろんなもの、人、いろいろを繋げてくれた私の先生ですね

昔はダブルダッチパフォーマーとして他ジャンルのパフォーマーと絡んでて、けど子供産んで（1人目）次女をまた産んで（2人目）、ダウン症があり病気をし、今のように元々の仲間と同じステージに立てるなんて思ってもみなかった。
いまはMCとして昔の仲間と一緒に仕事させて貰い新しい仲間もどんどん増えてる。

プラスつきちゃんのお仲間さん、なんかスペシャルだったり、お母さん仲間だったり、お手当仲間だったり。ほんと私自身の世界が2人の子供を産んだことにより壮大なスケールになりましたね。

A tribe called questとか、PRINCEとかマイケルジャクソンとか、ローリンヒルも、結構いろいろ好きで。音楽は3歳からピアノやってて、中学は吹奏楽部で、音楽が好きだったからダンスの道に進んでダブルダッチに出会ったんですよね。全然運動苦手タイプです自分_φ(･_･
なので幅広く音楽好きですね。中学生ん時は光GENJI大好きで追っかけしてたしw

デズリーのYou gotta be 大好きで（強くなんなきゃ的な、笑）邦楽も大好き。モンゴル800のLOVE SONGは青春ソングなんだけど、ダウン症がある子を思う母の視点とかぶるとこがあって出産後はあの曲で泣けました。
そしてDEF TECHも同じ大田区出身で曲も大好きです、Catch the waveそれとLOLという曲に失敗から立ち上がる前向きパワーを貰いました。AIちゃんはお世話になった恩師の娘さんなので曲めっちゃ聞きます。

あー全然いっきょくじゃない！