父が娘に送る手紙

Posted on 10月 20, 2013 by

 

スポーツのドキュメンタリーTV番組「E:60」.
この番組でとても感動した放送がありましたのでご紹介します。
以前ご紹介した「ベビーカーを押してマラソン大会出場」のヒースの話です。

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アメリカ・テキサス出身のヒース・ホワイト。
元空軍パイロットで現在はFBI捜査官として勤務しています。

ヒースは空軍学校の卒業を前にジェニファーへプロポーズ。
二人は中学校からの顔なじみでした。

2007年、ヒースは2人目の娘ペイズリーにダウン症があるということを知りました。

妻ジェニファーは夫ヒースが困難な場面でも努力して完璧を目指す姿が好きだと言います。
しかし、当時、娘がダウン症でるという事実は夫の心を押しつぶしました。
心は完璧ではなかったのです。

ペイズリーにダウン症があることは二人に暗い影を落としたと認めています。
ヒースはよそよそしくなり、妊娠中絶も考えたと言います。

当時を振り返り、彼は自分本位だったと言います。
自分の心がどう変化したのか、どれくらい考えが間違っていたかを正確に知らせるため、手紙に書きました。
その手紙は娘が大きくなったら渡す予定です。

ヒースは手紙だけではなく新たな挑戦もはじめました。
娘ペイズリーとマラソンへの参加です。

最初は5kmへの挑戦でしたが、現在では10kmの大会に出場しています。
現在までに約520kmを走りました。

番組の最後、父が娘に送った手紙が紹介されます。

君が生まれる前、君の障害が私にどんな影響を与えるかばかりを心配していました。
今、世界中で君ほど素晴らしい存在は無いと思います。
君は私の心の闇を照らす光なのです。
私は君の父親であることを誇りに思います。
いつまでも愛を
パパ

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