親友の命を救ったダウン症男性
Posted on 4月 11, 2011 by DS21.info
ダウン症の男性が親友の命を救いました。
彼はイギリスで人気の医療系ドラマ「カジュアルティ」(死傷者の意味)に出演するヒーロー、
チャーリーばりの活躍をみせました。
ダウン症のジェラルド・マッケンナ(35歳)は親友スティーブン(49歳)が心臓病で倒れたとき、すぐに救おうとしました。
ジェラルドの身長は152cmにもかからず、
185cmのスティーブンを抱きかかえ、仰向けにさせると
医療系ドラマ「カジュアルティ」の場面で覚えていた心臓マッサージをはじめました。
その後、周囲の仲間が救急車を呼び、スティーブンは心臓の二重バイパス手術を受け、一命をとりとめました。
ジェラルドは言います。
「私は親友に死んでほしくなかったのです。懸命に救おうとしました。
ドラマ”カジュアルティ”でチャーリーがやっていたことを行なったのです。」
親友スティーブンは手術後の経過も順調で、現在は自宅に戻ってきています。
今まで心臓病に見舞われたことのなかったスティーブンは言います。
「ジェラルドがいなかったら、どうなっていたかわかりません。
私は何が起きたのか自分でもわかっていなくて、気がついたら病院にいました。
病院で医師や看護士からジェラルドの心臓マッサージのことを聞きました。」
ニュースソース:Down’s syndrome hero saves pal by copying Casualty star Charlie Fairhead
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