ダウン症の高校生ドラマー

Posted on 5月 18, 2012 by

 

ダウン症のニック・ダイクは17歳の少年らしい生活を送っています。
学校へ行き、友達と遊び、ホッケーも好きです。

ニックはあまり話しませんが、他の表現手段を見つけました。
iPadです。
iPadを使ってコミュニケーションします。
「私はトロント・メープル・リーフス(カナダのプロアイスホッケーチーム)が好きです。」

彼は楽器演奏もします。
ドラムを叩くのです。

高校で彼はニッキ・スティックスと呼ばれています。
プロのロックバンド、モトリークルーのドラマー、ニッキ・シックスから名付けられました。

ニックの父は言います。
「息子はドラムスティックを持てるようになってから、ずっとドラムを叩いてきました。
他のことには目もくれませんでした。」
「寝ても覚めてもドラムに夢中なのです。」
「息子が家族の一員で、とても幸せですよ。」

ジョン・クラッセンはニックの友人。
彼は仲間の演奏を見るのが好きです。

ジョンは言います。
「多くの子供にとって、得意なことを見つけるのは難しいです。
しかし、ニックのように得意なものが見つかると、その才能は開花します。」
「私にもハンディキャップのある兄弟がいるので、とてもよくわかります。」

ミュージシャンでもあるジョンは、ときどきニックを指導します。
しかし、ニックはいつもふざけて相手にしません。
ニックは言います。
「僕はジョンが知っていることは全部知ってるからね。」

高校の先生はニックが全校生徒に良い影響を与えていると言います。
去年の学園祭でニックはドラム演奏を行い、皆を唸らせました。

ニュースソース:Student drummer with Down syndrome inspires school

 




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