オバマ大統領から任命されたダウン症女優

Posted on 11月 18, 2011 by

 

ドラマ「グリー」で活躍する女優ローレン・ポッター(21歳)は、もう一つの顔を持っています。

オバマ大統領は、ローレン・ポッターとジュリー・アン・ペティー(知的障害者を教育するプロジェクトのトレーナー)を大統領直下にある知的障害者のための特別委員会メンバーに任命することを発表しました。

オバマ大統領は声明を出しました。
「才能ある人々が重要な役割を引き受けてくれ、その能力をアメリカ国民に傾けてくれることに感謝している。これから彼らと一緒に働けることが嬉しい」

その特別委員会では大統領と厚生省長官に知的障害者の教育、住宅所有権、就労問題などについてアドバイスを行います。

大統領が任命した21人の市民メンバーと13人の連邦政府メンバーで構成。

ローレン・ポッターは言います。
「障害のある人々が公正に扱われ、その他のアメリカ国民と同じ機会を与えられるためことは重要です」
「私たちの挑戦は他の多くの人々と同じです。学校でのいじめから助けてあげたいのです。公園やレクリエーション・センター、コミュニティでの活動がもっと活性化して欲しいと願っています。仕事もそうですが、普通に生きることができる世の中になって欲しいです。」
「障害のある子どもの多くがそうであるように、私もいじめにあいました。」
「小学生の頃、私はいじめっ子に砂を食べさせられました。いじめっ子たちは私の後を歩き、からかうのです。いいかげん嫌になった私は彼らに『もっと大人になってよ』と言いました。」

彼女はカルフォルニア州リヴァーサイドの工芸高校を卒業し、現在はアーヴィン・バレー・カレッジの学生です。

「私が女優になるなんて考えてもみませんでした。しかし、いま私は女優なのです。ましてや大統領から任命されるなんて考えてもみませんでした。ですが、私は任命されたのですよ!誰もが無限の可能性を秘めています。」

ニュースソース:‘Glee’ star tapped to join Obama’s committee

 




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