ダウン症のクリスマスキャロル

Posted on 12月 24, 2010 by

ダウン症のクリスマスキャロルというコラムがあったので紹介します。
その前にクリスマスキャロルのあらすじを振り返ってみましょう。

主人はスクリージという初老の商人。
彼は冷酷無慈悲、エゴイスト、守銭奴で、人間の心の暖かみや愛情などとは、まったく無縁の日々を送っている人物。

クリスマス前夜、かつての同僚マーレイの亡霊が現れ、
これから三人の精霊が彼の前に出現すると伝えます。

三人の精霊とは、過去、現在、未来のクリスマスの霊。

過去の精霊は、スクルージが忘れきっていた少年時代に彼を引き戻し、
孤独のなかで、しかし夢を持っていた時代を見せます。

続いて、現在の精霊。
貧しいなか、しかし明るい家庭を築いて幸せな姿を見せます。

そして、未来の精霊。
そこには自分が見えません。
誰も愛さず、誰にも愛されなかった男。
その男は亡くなり、墓に刻まれた名前がスクリージ本人であることに気がつきます。

精霊がいなくなった後、
スクリージは悔い改め、未来を変えようと誓います。

・参考:Wikipedia クリスマス・キャロル_(小説)

続いて、「ダウン症のクリスマスキャロル」というコラムです。
著者にはダウン症の娘さんがいます。

この季節、私が好きな物語は「クリスマスキャロル」。
50年以上前、チャールズ・ディケンズが書いた古典的名作です。
この名作のメッセージがダウン症の子どもたちにも通じるものがあると思います。

私も物語を考えてみました。

過去のクリスマスの精霊は、そんなに昔ではない世界を見せてくれます。
そこでは、ダウン症のある人は家族や学校、地元から排除され、隔離されています。
彼らはお化け屋敷をイメージさせる施設に収容されます。

現在のクリスマスの精霊は、ダウン症のある人を受け入れ大きく進歩した世界を見せてくれます。
しかし、いっぽうでゾッとするような暗いメッセージも見せます。
それは出生前診断でダウン症と判明すれば90%以上の胎児が中絶されてしまうということ。
そのシーンは見るに耐えません。

未来のクリスマスの精霊は、暗く冷たい世界を見せてくれます。
未来の世界にはダウン症のある人は一人もいません。
未来にいる二人の老人が、ダウン症のある人がいたころは、
光や幸せ、愛にあふれていたという話をしています。

キリストの生誕を祝うクリスマスの準備をするように、
ダウン症を過去の記憶にしないためにも、
現代文明が目を覚まし、優生思想が世の中からなくなるように一緒に祈りませんか?

私たちの社会にはダウン症という貴重な天使は必要なのです。

・情報ソース:A Down syndrome Christmas carol

 




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