グーグルトレンドでみる10年間の検索動向(ダウン症、自閉症、発達障害)

Posted on 7月 28, 2015 by

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Google Trends(グーグルトレンド)は、特定のキーワードがGoogleでどれだけ検索されているかというトレンドをグラフで見ることができるツール。
このツールを使い、2004年から2015年まで、ダウン症、自閉症、発達障害の3つのキーワードの検索動向を比較してみました。

google_trends_2015

「自閉症」の検索ボリュームは2004年4月をピークに右肩下がりですが、2012年から少し上がり始めています。
2012年、日本産科婦人科学会が新出生前診断(NIPT)の指針をまとめたあたりから、「ダウン症」は上昇傾向であることが分かります。
また、最近よく耳にする「発達障害」は2012年1月から上昇傾向です。
なんとなく2012年からこれら3つのキーワードが社会的な関心になっている実感が検索動向にも現れているように思います。

厚生労働省が情報提供している「e-ヘルスネット」によれば、自閉症のある人は「症状が軽い人たちまで含めると約100人に1人いると言われています」。
ダウン症は1000人に1人と言われていますので、自閉症はその10倍の数になります。

厚生労働省のサイトでは発達障害は自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)が紹介され、重複している方もいらっしゃると思いますが、学習障害(LD)は「2~10%と見積もられて」いるそうです。仮に10%であれば10人に1人になります。

以下はGoogle Trendsの「人気度の動向」のチャートです。

では英語ではどうでしょう。
down syndrome,autism,developmental disorderと日本語と同じ順番に3つのキーワードの検索動向で見てみます。

google_trends_2015_en

圧倒的に「autism(自閉症)」の検索ボリュームが大きいことが分かります。しかも、急激な上昇と下降(スパイク)のギザギザが印象的です。

また、「発達障害(developmental disorderもしくはdevelopmental disability)」というキーワードはほとんど検索されていませんが、発達障害の自閉症スペクトラム障害は「Autism spectrum」であり、これも「autism」の検索に含まれているものと思われます。

2011年10月からアメリカで新出生前診断(NIPT)がはじまりましたが、「ダウン症」は日本のように右肩上がりにはなっていないのも興味深い結果です。

あなたはこの結果をどう読み解きますか?

グーグルトレンドでは当時のニュースが表示される機能もあるので、いろいろ試してみてください。

参考)
Google Trends(グーグルトレンド)
https://www.google.co.jp/trends/

自閉症について | e-ヘルスネット
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-03-005.html

発達障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html

 




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