興味深い本棚のカテゴリ分け

Posted on 7月 5, 2015 by

 

突然ですが、みなさんの本はどのようにカテゴリ分けしていますか?
出版社や著者、ジャンル、好みで分けるなど、いろいろな整理方法がありますよね。

「ダウン症」に関する本はどうでしょう?
専門書の分野、あまり購入しないので同じところに置いている方が多いと思います。
なかには何十冊も持っているからカテゴリ分けしているよ、という方もいるかもしれません。

そもそも「ダウン症」関連書籍は世の中にどれくらいあるのでしょう。

アメリカのAmazon.comで「Down Syndrome」で検索すると29,852件の書籍がヒットします。
日本のAmazon.co.jpで「ダウン症候群”」で検索すると516件なので、アメリカのダウン症に関する書籍は圧倒的に多いことがわかります。

日本(Amazon.co.jp) 516件
amazon_co_jp_down

アメリカ(Amazon.com) 29,852件
amazon_com_down

アメリカといっても英語圏になるため、対象となる読者は「世界人口約70億人のうち、25%の約17.5億人」(※1)、日本の人口は1.2億人ですから、14.5倍の違いがあります。
とはいえ、ダウン症に関する書籍が3万冊近くあるのは驚きですね。

Amazon上のカテゴリ数も当然違います。

日本(Amazon.co.jp)
amazon_co_jp_down2

アメリカ(Amazon.com)
amazon_com_down2

こんなにカテゴリが多いと、何から読めばいいの?となりますよね。

そこでダウン症に関する本棚の興味深いカテゴリ分けを見つけましたのでご紹介します。
カナダ、アルバータ州にある都市エドモントンのダウン症協会のFacebookページからです。
ダウン症協会はたくさんのダウン症関連書籍を所蔵しています。

Edmonton Down Syndrome Society
https://www.facebook.com/the.edss

彼らは以下の6つのカテゴリに分けているそうです。
これくらいシンプルだとその日の気分で本を選べますし、絵本などダウン症関連書籍以外でも応用できそうですね。

Love 愛
Discover 発見
Create 創造
Share 共有
Inspire インスパイア
Hope 希望

Edmonton Down Syndrome Society

参考)
※1
世界人口約70億人のうち英語人口はどれくらい? | たかが英語されど英語 おとなの英語習得法
http://blog.etn.co.jp/english-population/455.html

 




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