世界ダウン症会議とは?
Posted on 5月 21, 2012 by DS21.info
3年に1回、世界中の異なる場所で開催される世界ダウン症会議。
ダウン症のある人の権利向上を目的とした国際会議で、
国際ダウン症連合(Down Syndrome International、DSi)が主催しています。
2012年は11回目、
8月15日から17日まで南アフリカのケープタウンで開かれます。
今回のテーマはビッグ5(ファイブ)。
5つの要素とは権利、健康、教育、社会参加、雇用です。
公式サイトでは以下のように説明されています。
ダウン症のある人のインクルージョンを推進しましょう
権利:
全ての人間(健常者)が感じる喜びと自由を(ダウン症のある人も)得られような活動と権利の保護活動を行いましょう教育:
障害のある子供や若者全員がインクルージョン教育に参加できるようにしましょう社会参加:
社会へ進んで参加できるように(ダウン症への)差別的な態度や環境を全て排除しましょう健康:
無料もしくは他の人(健常者)へ提供されている健康保険と同じ価格で(健常者と)同じ種類、品質、基準の医療を受けられるような活動をしましょう雇用:
他の人(健常者)と同じ働く権利、職業選択の自由が受け入れられ稼いだお金で生活が送れるような活動をしましょう
国際会議にふさわしく地元の南アフリカをはじめ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、
インド、シンガポール、アメリカ、カナダなどから研究者や大学教授、当事者の親もスピーカーとして参加します。
期間中は18歳以上のダウン症のある人向けのイベントも充実しているのがいいですね。
日本からも日本ダウン症協会(JDS)も参加し、
映画「タケオ」公開をサポートするそうです!!
興味がある方はプログラムをご覧ください。
http://www.wdsc2012.org.za/programme.php