ダウン症のある人のアルツハイマー治療の研究成果が評価
Posted on 1月 7, 2012 by DS21.info
以前、「アルツハイマーとダウン症」の記事でご紹介したカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のウィリアム・C・モブリー博士。
2011年12月8日、パリにある医療歴史博物館において
モブリー博士はジェローム・ルジューヌ財団から賞を授与されました。
神経学の観点からダウン症のある人のアルツハイマー治療の研究成果が評価されたためです。
受賞式で彼は言います。
「現在、(ダウン症のある人のアルツハイマーでは)まだ効果的な治療方法が見つかっていませんが、
私たちの研究が継続されることで近い将来治療が可能になることでしょう。」
ジェローム・ルジューヌ財団のエグゼクティブディレクターであるジャン・マルクギューは言います。
「モブリー博士の研究は知的障害を持つ人々に希望を与えます。
今後、アメリカがこの新しい分野のイニシアチブをとるにあたり、
この段階で博士の研究に支援できることを光栄に思います。」
ニュースソース:UC San Diego’s William C. Mobley recognized for contributions to Down syndrome