眼の検査で見つけるアルツハイマーの徴候
Posted on 8月 1, 2011 by DS21.info
オーストラリアの科学者は、
初期段階のアルツハイマーの徴候を簡単な眼の検査で見つけることができると発表しました。
実験結果のサンプル数が少ないため、
より多くの人に対して検証する必要がありますが、
今回の実験はとても意味のあるものでしょう。
アルツハイマーでは(脳よりも先に)目に変化が現れることが知られています。
アメリカの科学者もアルツハイマーを見つけるために眼の検査に取り組んでいます。
アメリカとオーストラリア別々の調査で、
「転倒(falls)」が初期のアルツハイマーの兆候であることが判明。
健康と思われている人でも、脳内に斑点(プラーク)がある人はアルツハイマーになる確率が5倍も高いことがわかりました。
この研究結果は、フランス・パリで行われたアルツハイマー協会国際会議で発表されました。
# 「転倒(falls)」の翻訳がわかりませんでした。
(中略)
また、ボストン大学のリー・ゴールドスタイン博士はアルツハイマーになった一部のダウン症のある人の目において、
アルツハイマーの原因を脳内に作るタンパク質「斑点(プラーク)」である「アミロイド」を発見しました。
(中略)
■アルツハイマーの兆候を示すサイン
[1]日常生活に支障をきたす記憶喪失
(Memory loss that disrupts daily life)
[2]問題行動
(Trouble planning or solving problems)
[3]いつも行っている家事や仕事を遂行することが困難な状態
(Difficulty completing tasks)
[4]時間または場所の混乱
(Confusion with time or place)
[5]想像と空間の理解が困難な状態
(Trouble understanding images and spatial relationships)
[6](今までは無かった)会話や言葉を書くことに関する問題
(New problems with speaking or writing words)
[7]物を置き忘れたり、来た道を戻ることができなくなる
(Misplacing things and inability to retrace steps)
[8]判断力の鈍化
(Decreased or poor judgment)
[9]引きこもり
(Social withdrawal)
[10]雰囲気や個性の変化
(Changes in mood or personality)
ニュースソース:The Associated Press: Falls, eye test may give clues to Alzheimer’s