ダウン症のある人の服をつくる意味

Posted on 1月 12, 2012 by

以前、ご紹介したダウン症のある人のための服をデザインする「ダウンズ・デザインズ」。
代表カレンの新しいエピソードを見つけたのでご紹介します。

カレン・バウワーソックスは孫娘マギーに合う服を探しましたが見つかりませんでした。
そこで彼女は決意。
そして、ダウン症のある人専門の洋服「ダウンズ・デザインズ」が生まれました。

しかし、数年前、あなたが彼女に「ダウンズ・デザインズ」のような会社を起業しようと誘ったら、彼女は笑ったことでしょう。
当時、彼女は61歳、開業医の夫のもとでダイエットプログラムを指導していました。
また、孫は年々増え続け、86歳の母の介護もしていて余裕がありませんでした。
ところが、ある日、事態は一変します。

「9年ほど前、娘は双子を生みました。
早産で体重は3ポンド(1360g)でした。
双子のうち女の子のほうは健康な状態で酸素吸入も必要ありませんでした。
しかし、男の子のブレンダンはダウン症でした。
彼の肺は弱く、命を支えることができませんでした。
生後8ヵ月半で亡くなってしまたのです。」
「2年後、娘夫婦はダウン症の女の子を養子に迎えました。
それから私の気持はふっきれ、新しい人生が動き出したのです。」

カレンがオハイオ州クリーブランドで行なわれたバディウォークへ参加した時、ある姿に目を奪われました。
ダウン症のある人は特大サイズの服を着て、体に合わせるために袖や裾をまくりあげていたのです。
その後、ダウン症のある人の体に合う服を見つけるのは不可能に近いことを彼女は知りました。

カレンは言います。
「ある日、娘は孫マギーのパンツを巻きあげている姿を見せ、
『おかあさん、あなたは素晴らしい実績がある実業家です。ダウン症の人々のための服をつくってみてよ』と言いました。」
「その時、私は61才。服についての知識もありませんでした。
『家に帰ってマギーのための服をインターネットで探してみるわ』と答えました。」

しかし、どんなにインターネット検索をしても、ダウン症のある人のための服は見つからなかったのです。
そして、カレンは服を作ることを決意。

カレンは言います。
「ダウン症の人々の大腿骨は非常に短いです。
ですから、着ている洋服は間違った所で曲がるので不格好に見えます。
また、彼らはなで肩で傾斜しています。
さらに大きくて太い首、大きいお腹まわりなので一般的な服のデザインは合いません。」

カレンはダウン症のある人が洋服を着ていく場面を想像して楽しんでいます。
「数年前まで、ダウン症の人々は様々な公的機関へ行くことができませんでした。
しかし、現在、私の孫娘は公立学校に通っています。
(アメリカでは)ダウン症の子どもが公立学校へ行くことは主流です。」
「彼らは成長し、様々なことができるようになります。
仕事に就くでしょうし、ガールフレンドやボーイフレンドもできることでしょう。
キスだってしますし、ダンスパーティーにもいくでしょう。」

ニュースソース:A perfect fit for those with Down syndrome

※日本からもオンラインストアにて購入ができます。

 




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