毎年10月は全米ダウン症啓発月間

Posted on 10月 15, 2011 by

 

弟ロバートはユーモアセンスがあり、言葉遊びが好きです。

今週は「全米ダウン症啓発月間(National Down Syndrome Awareness Month)」のコラムを書くつもりだと弟ロバートに言いうと、
「みんなにダウン症は元気(Up With Downs!)だとわかるように書いて欲しい」と言われました。

「OK、わかったよ。
だけど、ダウン症は元気(Up With Downs!)ってどういう意味?」
と私はこたえました。

弟は言います。
「ええとね、兄貴はわかってると思うけど…
UPすることは良いことだよね、DOWNじゃなく。
だから多くの人にダウン症のダウンはDOWNの意味ではなく、UPの意味だってことを知ってほしいんだ。(注1)」
「もし自分が何か言っていいのであれば、何か書くけど。」

私は言いました。
「わかった。じゃあ、ダウン症は元気(Up With Downs!)という文章を書いてみてよ。」

弟ローバートの文章を紹介します。

UP WITH DOWNS
by Robert Johnson

みなさん、こんにちは。
私はロバート・ジョンソンです。
いま39歳で、母とデビルズレイクで暮らしています。
デビルズレイクには兄のサムと彼の奥さん、
姉のマーギー、カリーもいます。

私はデビルズレイク・リサイクルセンターとノースダコタ州の会社で働いています。
兄のサムが「全米ダウン症啓発月間(National Down Syndrome Awareness Month)」について記事を書くので、
この文章を書いています。

私はダウン症です。
ダウン症について知ってほしいことを書きます。

1)ダウン症を持つことは、ハンディキャップがあることを意味しません。
ダウン症のある人はたくさんのことができます。
2)ダウン症のある人は知恵遅れ(retarded)ではありません。
その単語は人間を第一に考えた(People First)言葉でないので、私は好きでありません。
また、その単語で人々が傷つくので使用してはいけません。
3)ダウン症は病気ではありません。 生れながらダウン症なのです。
4)ダウン症のある人は良い先生に出会えれば多くのことを学ぶことができます。
5)ダウン症のある人は他の人と違う扱いをされますが、障害者というだけで同じ人間です。
6)ダウン症のある人は障害者である前に一人の人間です。他の人と同じように敬意をもって扱われるべきです。
7)最後に言いたいことがあります。ダウン症の人々を見下さないでください。見上げてください。UP WITH DOWNS!

そして、もう一つ。
私はデビルズレイクに住んでいて、新しい人に会うのがとても好きです。
いつかこれを読んでいるあなたにも会いたいです。
ではあとは兄のサムが「全米ダウン症啓発月間」について話しますのでよろしく。

ありがとう、ロバート。
1981年以降、毎年10月は「全米ダウン症啓発月間(National Down Syndrome Awareness Month)」です。
全米ダウン症協会(NDSC)のような母体、全米ダウン症協会(NADS)、
何百もの系列組織、「バディウォーク」のような特別な活動などでキャンペーンが行われています。

「ダウン症のある人は他の人たちと何ひとつ変わりません。(We’re More Alike Than Different)」
というメッセージを掲げ、最終ゴールは一緒です。

注1)
文中ロバートはユーモアを交えて回答していますが、
正式にはダウン症という言葉は1866年に英国のダウン医師によって医学的に記載されたことに由来しています。

ニュースソース:Up with Down Syndrome Awareness Month

 




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