カナダの少年、世界ダウン症水泳世界選手権で16個のメダルを獲得!

Posted on 11月 9, 2010 by

 

台湾で開催されている第5回ダウン症世界水泳選手権大会にて、
17歳のマイケル・チンが、16個のメダルを獲得しました。
モザイク型のダウン症である彼はいくつかの世界新記録を出し、世界的な水泳選手となりました。

彼は12歳から競泳をはじめ、カナダのサスカチュワン州レジャイナにあるスイミングスクール「Regina Optimist Dolphins」に所属。
過去、スペシャルオリンピックなどの世界大会へ何度も出場していました。

両親は、今回の結果を喜んでいます。

息子をとても誇りに思います。
息子が世界大会で金メダルをとり、表彰台で流れるカナダ国歌を聞くたびに感動します。
もちろん、メダル獲得だけが誇りではありません。
息子が限界に挑戦し、能力を100%使うことで結果を出したことは何にも代えがたい、とても素晴らしいことです。

これを聞いた息子のマイケル・チンも「とても光栄ですね」と喜びを隠せません。

彼はカナダのオタワで生まれ、2ヵ月後にはカルガリーへ引っ越しました。
その数年後、中国の北京へ家族で移り住みます。
さらに彼は7歳のとき、現在の住居であるカナダのレジャイナへ家族で戻ってきました。
母親は地元で地質学者として働き、父親も地質学教授を務めています。

マイケル・チンは言います。

ダウン症をもって生まれてきた人たちは何も悪くないのです。
もちろん両親も悪くありません。
与えられた命を懸命に生きるだけです。

ニュースソース:Young Regina man wins 16 medals at World Championships for Down Syndrome Swimming

# 彼が出演するドキュメンタリーがありました。ご覧ください。

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