中東・ドバイ:芸術と彫刻のワークショップ

Posted on 12月 27, 2010 by

 

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中東・ドバイでは知的障害の若者が地元のワークショップで芸術と彫刻の教育を受けています。
ワークショップ最初のプロジェクトは、企業や地元住民、訪問客に販売するクリスマスカード制作でした。

ディレクターのウェミー・デ・マーカーは言います。
「芸術を通じて、私たちは生きていくのに必要な技術を習得したいと思っています。
私たちの活動は彼らが養護学校を卒業し、大人として地域で生活するためのステップだと考えています。」

ウェミーの母国であるオランダでは、3年前、「Beautiful People franchise」が設立されました。
その組織がドバイでもワークショップを運営しています。

生徒たちはワークショップで忙しく赤い花の絵を描き、白い雪と深紅の空に緑色のモミの木をエッチングします。

シャルージャとドバイ出身の7人はダウン症で、
インストラクターから技術を学ぶため、週に数回通っています。

ワークショップはハヤ・ビント・アル・フセイン王女の後援を受け、
モハメッド・ビン・ラシッドの妻、UAE副大統領とドバイ政府の配下にあります。

ドバイ政府の文化芸術振興によりワークショップ用のスタジオが提供されました。
そして、その活動は地元の芸術コミュニティもすぐに支持をしました。

ドバイの画廊オーナーは言います。
「絵画は知的障害者にとって大きな表現手段です。彼らの自己表現にきっと魅了されることでしょう。
公共の場所で彼らの作品を販売する計画はとても素晴らしいアイディアだと思います。」

販売するアーティストはドバイ以外のアーティスト。
インド、パキスタン、イギリス、イラクと多様で、年齢は19~27歳。

パキスタン出身のウメール・シュジャ(22歳)は、自分のひげを剃った自画像を描きながら言います。
「私は自分の心を描きました。絵を描くのが好きです。クレヨンも好きです。好きな色は赤、青、緑、紫です。」

彼らの作品は色彩豊かで、スタジオの壁一面に展示されました。
ディレクターのウェミーはオフィスと個人に向けて6ヵ月間、これらの絵のレンタルを提案しました。
「これらのアートを飾ることで、オフィスの雰囲気は変わります。」
「企業はこれらの絵を通じて知的障害を考える機会も得ることができます。」

誰もが気楽に立ち寄れるよう、スタジオのドアは開いたままになっています。

ニュースソース:Art helps cultivate life skills for special needs students

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