イルカセラピー
Posted on 8月 2, 2013 by DS21.info
カナダ・モントリオールに住むアタラ・ストロヴィスキー(17歳)は同世代とそんなに変わりません。
みんなと同じように歌手のジャスティン・ビーバーが大好きです。
彼女が他のみんなと唯一違うのはダウン症があるということです。
つまり、コミュニケーションをとるのが他の人よりは簡単ではないということです。
母エリカは言います。
「娘は視覚優位ですね。」
「娘に理解してもらいたい場合、視覚から理解してもらう必要があります。」
そのために母は時間と努力を惜しみません。
母エリカはそれが娘にしてやれる全ての仕事だと言います。
彼らは11月に家族でカリブ海のキュラカオ(Curacao)へ行きます。
イルカセラピーと呼ばれる2週間の治療プログラムを受けるためです。
プログラムを主催するDolphin Aid Canadaのシーラ・ボトンは言います。
「これはリハビリテーションの一つです。子供の心を解き放ち、新しい気付きを得ることができます。」
しかし、このセラピーは高額です。
宿泊費と航空費を除き、セラピーだけで7,000ドル(約70万円)以上かかります。
このセラピーの科学的根拠が乏しいので、効果はあいまいと指摘する専門家もいます。
専門家の一人サシャ(Yaldei child development centre)は言います。
「現時点ではどんな効果があるかは実証されていません。効果はまだわかりませんし、危険も伴います。」
「このセラピーはまだ研究過程なのです。将来、効果的あることが実証されるかもしれません。」
ニュースソース:Montreal family turns to dolphin therapy for daughter with Down Syndrome