早逝した子供への一つの回答

Posted on 8月 24, 2012 by

 

この貴重な写真は1950年代に撮られたもの。
女優デイル・エヴァンスとカントリー音楽の歌手ロイ・ロジャースの娘ロビン。
有名人カップルに生まれたロビンはダウン症でした。

当時、ダウン症の子供を持つ親にとってこの写真は希望とプライドをもたらしたのに違いありません。
特にデイル・エヴァンスはダウン症の親としてメディアに露出したパイオニアです。

残念なことにロビンは2歳の誕生日を前に他界しました。

デイル・エヴァンスが記した短編小説「かくれた天使(Angel Unware)」ではロビンの目線からみた親や周囲の様子が描かれています。
主人公であるロビンちゃんが天国へ帰り、神様に地上での生活を報告するという形式。
とても純粋で感動的なお話です。

翻訳者はダウン症の医療と療育の相談に力をいれている愛児クリニック院長の飯沼和三さん。
あとがきでは以下のように書かれています。

本書の主人公ロビンちゃんのように心臓疾患などの合併症がある場合には、早くに亡くなることもあります。その時に残された者の心情として、「どうしてこのようなことが起こらなければならなかったのか?」と大きな問いが起こります。
本書はこうした問いにひとつの回答を示すものといえます。宗教的な想像力による小説の形をとっていますが、読まれた人たちにはわが意を得たりという心地がするでしょう。うたかたの親子の交わりの大切な意味を教えられもします。

 




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