「ママへのちょっと早いラブレター」風の絵本

Posted on 5月 26, 2011 by

 

ダウン症俳優・高井萌生さんも出演した話題作、TBS系ドラマ「生まれる。」
第5話に登場した絵本「ママへのちょっと早いラブレター」に涙をされた方も多いと思います。
脚本家である鈴木おさむさんがドラマのために書かれた本とのことで、(まだ?)一般発売はされていません。
内容は赤ちゃん目線で、赤ちゃん自身が親を選んだという話。

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同じような絵本はないかと探していると、こんな絵本・エッセイがありました。



「おとうさん、おかあさん、あなたたちのことを、こう、呼ばせてください。あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、わたしは地上におりる決心をしました」
とても心温まる話しです。
Amazonのレビューでも書かれていますが、
流産の経験がある方にとってはつらい場面もあるかもしれません。

もう1冊。
これは「アメリカでダウン症のある子供を育てる日本人ママ」でお世話になったRさんに御紹介いただいた絵本です。



子供にハンディキャップがあると知って、その理由や意味を知りたいとき、
助けになるかもしれません。
とても温かい内容で、こんなこと考えて我が家に来てくれたんだね、と優しくなれます。
泣けます!

どちらもオススメです。

追記(2011/6/19):
「ママへのちょっと早めのラブレター」出版が決まりました!
amazonの内容紹介から引用。

命とは、家族の絆とは。鈴木おさむ氏が脚本を手掛けて評判の「生まれる。」(TBS系毎週金曜日夜10時~)。その5回目で放映された、登場人物の産婦人科医である近藤卓巳が描いた絵本『ママへのちょっと早めのラブレタ-』に「泣きました。ぜひ出版してほしい」など、問い合わせが殺到している。その番組上の架空の絵本を、6月24日ドラマの最終回にあわせて緊急出版。

今日はお腹の中からママへ早めのラブレターを書きます。

ちょっと早いけど僕はママのことを愛しています。

なぜならママが僕のことをたくさん愛してくれそうだからです。

だから僕も愛してます。

だから僕はママのところに来たんです。

僕はママに会えるのを楽しみにしています。

もし万が一、

会う前にお別れしちゃったとしたら

それは僕がママを幸せにできる自信がないからです。

そのときは

もう一回ママを幸せにできるようになってママのところに来るね。

もしこのままママに会うことができたらママを全力で愛すよ。

ママはもしかしたら僕にあったらガッカリすることもあるかもしれない。

他の友達よりもかっこ悪かったり

いろんなことがゆっくりだったりするかもしれない。

だけど僕は僕なりに頑張ってみる。

ママを幸せにできるように頑張ってみる。

たまにママは寂しそうだよ。

辛そうだよ。

だからママのところに行くね。

ママ、ちょっと早いけど好きだよ。愛してる。

ママ、ちょっと早いけどずっと好きだよ。

ずっとずっと愛してる。

 





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