合併症と闘う小さな戦士

Posted on 7月 6, 2011 by

 

当初、多くの医者は言いました。
「この子は長く生きられないでしょう。退院することはないでしょう。」

しかし、今日、ライアル・クックワードは2歳の誕生日を迎えました。
去年はリーズ総合病院の集中治療室にいましたが、
今年は自宅へ戻ってきて初の誕生日会です。

ライアルは生まれながら心臓と器官の合併症があります。
呼吸するために人工呼吸器は外せません。

そんな状況にもかかわらず、彼はとても幸せな生活を過ごしています。
手話を学び、他の子供たちと一緒にいることが大好きです。

母親シュテフは、子供が2歳になって感情も芽生え、子供らしくなってきたと喜びます。
シュテフは言います。
「去年、集中治療室で1歳の誕生日を祝いました。
その時は息子の将来はどうなるかわかりませんでした。」
「その頃はとても心が痛みました。
私たち家族は息子が少しでも成長できるように、将来の目標をずっと先に描いてきました。」

ライアルの2歳の誕生日会では、
病院で会った他の子供たちも参加しています。
中には最近まで心臓に問題あり、手術で健康になった子供もいます。

母親シュテフは言います。
「息子が2歳の誕生日を迎えられたのも、
心臓外科医ケビン・ワッターソン先生と様々な医療スタッフのおかげです。
リーズ総合病院という1つの屋根の下、彼らはライアルの治療に全力を尽くしてくれました。」
「私たち家族はライアルの命を諦めませんでした。
医療スタッフも同じ気持ちでした。
これからもその思いは変わりません。」

シュテフはダウン症のライアルを妊娠したとき、
既に心臓に問題があることが判明していました。
出産後、3週間で亡くなる確立は50%でしたが心臓病の手術を決断。
気管支軟化症と診断されていたため、
手術をしなければ呼吸困難に陥ってしまうのです。

6ヵ月間、ライアルは集中治療室で過ごしました。
現在は人工呼吸器で安定したため、
自宅へ帰ることができました。
自宅では兄弟はダン(15歳)、マックス(11歳)の二人が待っていました。

ライアルは人工呼吸器がなければ数分で死んでしまうため、
モニタリングは欠かせません。
医者はライアルが短い時間でも呼吸器を外して生活ができるような工夫を考えています。

ニュースソース:Leeds Save Our Surgery Campaign: Brave tot’s birthday

 




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